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最適化したノイズによる確率共鳴現象と逆確率共鳴現象の転移手法の開発(許宗焄教授らの成果)

掲載日:2024年10月03日

本学物理情報工学研究系の許宗焄教授が研究代表を務める非平衡散逸系の研究グループは、ノイズのポジティブ効果として知られる確率共鳴現象と逆確率共鳴現象について、液晶の電気対流系を用いて調査を行いました。両共鳴現象を統一的に制御することで、さまざまな応用研究においてシステムのパフォーマンスを柔軟に調整できる可能性が示されています。本研究では、システムの内部パラメータやノイズの特性を定量的に制御することで、両共鳴現象の転移に関わる新たな手法を開発しました。この手法は、ノイズのカラー化やパワースペクトルのエッジ効果、振幅・位相ノイズの混合などを利用しており、バイオテクノロジー、画像処理技術、センサー工学など多くの関連分野への応用が期待されています。

この研究成果は、2024年9月18日(水)に英国の科学オープンアクセス誌「Scientific Reports (Springer Nature社)」に掲載されました。

詳細はプレスリリースをご覧ください。

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