ナノバブル発生に誘発される非ガス粒子形成の発見 ― ナノバブルと考えられていた粒子の沈降による質量の計測 ―(植松准教授らの成果)
掲載日:2024年07月29日
国立大学法人九州工業大学大学院情報工学研究院 植松祐輝准教授、国立大学法人九州大学大学院理学研究院 木村康之教授らの共同研究グループは、微小な気泡を水中に多数発生させ、長時間経過した溶液中に残存するナノ粒子の粒径と質量密度を計測し、そのナノ粒子が気泡ではないことを発見しました。今回の発見は産業応用が進んでいるマイクロバブルによる洗浄技術の革新やナノバブルが本当に“バブル”(中身が気体)なのかという根本的な問いへ答えを出すにあたって、大きな貢献をするものと期待されます。
本研究成果は、英文雑誌「Physica A: Statistical Mechanics and its Applications(論文誌)」(2024年7月6日)に掲載されました。
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